TOP クリエーターズコミュニティ活用事例

特集

 

2012年5月18日
「ID」オーディションレポート YUMORE FiLMs 小林監督インタビュー

小林 勇太さん

小林 勇太(こばやしゆうた)

1985年生まれ。
大学時代に薦められて観た岩井俊二監督の「花とアリス」を観て、これまでに観てきた映画と全然違うと思い、映画を本格的に観るようになる。
現在は、フォトグラファーとしても活動しつつ、YUMORE FiLMsの代表・監督として映画を撮り続けている。今年だけでも「ボクのですてにー」、「ムスメのチチ」の2本を撮影。
YUTA KOBAYASHI OFFICIAL SITE
http://yumorefilms.com/official/

★YUMORE FiLMsとは?

監督である小林勇太を筆頭に、3年という短期間で13本の映画を製作してきた映画製作団体YUMORE FiLMs(ユーモアフィルムズ)。
サスペンスからコメディまで様々なジャンルの映画を撮影しながらも、フォトグラファーとしても活動する小林自身がカメラを回すことで全体に統一感が生まれ、その映像の美しさには定評がある。
YUMORE FiLMs OFFICIAL SITE
http://yumorefilms.com/

(小林 勇太=小林

聞き手
まずは今回クリエイターズ・コミュニティサイトを使って大規模オーディションをされてみての感想をお願いします。
小林
そうですね、本当にいろんな多くの方に来てもらえたので、とても見応えがありました。サイトに載っているあらすじだと情報が少ないんですけど、そのなかでも自分なりに試行錯誤して考えて来てくれたっていうのが演技のときに見られたのでやっぱり良かったなと思います。それとクリエイターズ・コミュニティというサイトがすごくモチベーションの高い人が集まっているなというのが今回すごく伝わってきて。演技を見ていてもそうなんですけど、よりメインどころにいきたいことをPRしてくれる人が多かったので。それはすごく思いました。そんなの当たり前じゃん!と思うかもしれませんが、他だと違うこともあります。
聞き手
実際のオーディションではキャストの方に対してどういったオーダーをされたのですか。
小林
基本的には、まず自己紹介を簡単にしてもらって、そのあと僕が質疑応答とかをして、距離感を縮めるっていうことから始まります。そういうところからそれまで表情が硬かったりするのがちょっと話すだけでだいぶリラックスしてくるので。そうやってちょっと慣らしたあとに、実際の演技を見せてもらうっていうのが基本的な流れです。一度やってもらうと、それが想像と違うところがあるので、そこで一回僕が修正をして、そこでどう変わるかが一番大事というか。その対応力や瞬発力と僕とのイメージの共有がどれだけその人と合うかっていうところを今回はすごく見ていて。あとは、すごく人が多いので、その人間力みたいなのをすごく見ていて。

聞き手
人が多いというのは、来てくれた人が?
小林
もちろんそれもありますが、選ぶキャストが多いんですよ。ふだんぼくが撮る映画って、例えば多くても全員のキャストで数十人なんですけど。今回全部で40人くらいいて。エキストラ含めて150人なんで。まあエキストラを外したとしても、中心的にやっていく40名の方とウマが合うかっていうのが結構大事だったりして。
でも、最も大事なのはその人がその役とぴったり当てはまるかどうかです。一番はそれですね。演技の上手さもそうですが、僕の中のその役のイメージに合うかが最重要です。
聞き手
お一人当たり何分くらいオーディションされたのですか?
小林
多くて30分で、まあ短い時でも20分、15分。
聞き手
しっかり見ているのですね。
小林
そうですね、しっかり見ています。
小林
ほとんどが一対一だったんですけど、刑事役の方は2、3名が多くて。希望してる役ではない時も結構あったんですが。例えば、カミヤっていう役と、イグチは、なるべくセットにして、二人のやり取りを見てみたりとか。そこにもう少し年長者が同時の枠にいる場合はキシ役(カミヤとイグチの上司)をお願いして捜査会議のワンシーンをちょっとやってもらったりだとか。それだけでもだいぶイメージかつかめるし、キシが大きい会議室で、「イグチ!」みたいなことを言うんですけど、そういうのも言い方とかが見れたので。そこはよかったです。あとはアイドルの方とインタビュアーの方のホテルのシーンがあって、ホテルでインタビューするシーンもちょっとやってもらって。ふたりで。それも結構おもしろかったです。
聞き手
台本を読んでもらいながら演技をしてもらうのですか?
小林
そうですね。あらかじめ渡してはいないんですが、その場で渡して回収するので、どれだけ把握して、前後は読ませないように、できるだけ短時間手指示を出して。
話はそれるんですが、前に演技スクールの特別講師を一度やったことがあって、そのときあらかじめ台本の一部を渡していたのですが、何人かは図書館や本屋で台本の全部を借りちゃう、買っちゃうみたいなことがあって。「わたし、見つけたんです、先生。」みたいなことを言ってくるんですけど、それじゃあ勉強にならないんですよ(笑)。話を全部わかってきちゃうみたいな。それはあんまりうまくなくて、その一瞬やワンシーンでどこまで表現できるかっていうのを見ていたりするんで。
聞き手
切り取った部分で。
小林
そうですね。そういったところも結構大事だったりする。
聞き手
サイトにおいてキャストの方を検討するときに感じたことはありますか?
小林
(プロフィールシートを)印刷しただけでフォーマットが統一されるので、すごくありがたいっていうのと、あと、好きな映画と好きな映画監督は、すごく僕は重視してるので、これがだいぶいいなと思いました。それから、この「髪の色の対応可」とかっていうのは、今回も刑事役の人に、切ってもいいですかとかって聞いたりもしますが、これはだいぶ重要な情報だったりしますね。キャストの方のプロフィールシートはだいぶ見ましたね。
聞き手
これから撮影の準備に入るという小林監督。オーディションに関しての考え方をとても丁寧にお話し頂きました。本日はお忙しい中ありがとうございました。
小林
ありがとうございました。

まずはここから!

はじめての方
無料登録
会員の方
ログイン

▲ページトップへ